
お礼奉公をしているから途中で辞めるのは無理だよね…
実際お礼奉公中に辞める人が身の回りにいないから情報がない…

途中で辞めたら奨学金の返済が残ってしまうから辞めれない…
そもそも途中で辞めたら借りた奨学金全額返済を求められるんじゃ…
などの不安を抱えている方は多いと思います。

結論から言うと、
お礼奉公中でも退職は出来ます!
私の病院の場合、途中で辞めても借りた奨学金の全額返済を求められることはなかったです!
今回の記事では、看護学校卒業後に奨学金を出してくれていた病院に勤め、お礼奉公をしていたびびりんが、お礼奉公中の入職2年目に退職をした話をしていきます。実際にびびりんが返済した金額なども赤裸々に公開しようと思っていますので、参考になれば嬉しいです。
- 御礼奉公中だけど本当は退職したい人
- 看護学生で、将来お礼奉公をすることが決まっている人
- お礼奉公中に退職した人の話が聞きたい人
びびりんの看護師歴
- 新卒でNICU勤務→新卒でNICU看護師になった話
- NICUで2年間勤務
- その後転職計3回
- 慢性期A病院2年、慢性期B病院10日間、現在介護施設パート勤務
びびりんの奨学金事情
私は4年制の看護学校に通っていた際、4年間毎月5万円の奨学金を借りていました。そのため、看護学校を卒業し、入職するときには借りた奨学金の総額は240万円!
私の場合4年間病院で働くことで、この240万円の奨学金の返済が免除になる契約でした。
退職を考え始めた時期

看護学校を卒業し、NICUに入職後3カ月が経った頃から、もうすでに「4年間ここでは働けない」と考えるようになりました。→新卒でNICU看護師になったビビがNICUを辞めた理由はこちら
そのため、いつか返さないといけない奨学金の為に貯金を始めました。
幸いと言うと変な話ですが、NICU病棟での勤務は、残業が多くプライベートよりも仕事中心の生活だったため、貯金は順調に溜まっていきました。→びびりんの資産運用についてはこちら
本当は1年目の途中で退職をしようとも考えていたのですが、1年目で退職する場合残される奨学金の金額が大きいだろうなと考え、2年目まで続けることにしました。
退職時期の奨学金の減り方
病院により規定は違うため、一概には言えませんが、びびりんの病院の場合をお話しします。
私の病院では、お礼奉公中に退職した場合の「6カ月で退職の場合〇万円、18カ月で〇万円…」などの一覧を見せてもらうことが出来ませんでした。事務に聞いても、自分が辞める時期を伝えて「その時期だと奨学金返済額は〇万円」というように断片的にしか教えてもらえませんでした。
そのため私はずっと

2年働いて退職する場合、働かなければいけない4年の期間の半分なんだし、きっと返済しなければいけない奨学金も、240万円の半分の120万円だろう。
と思っていました。
しかし、実際に事務に問い合わせてみると、2年働いて退職する場合に返済しなければいけない奨学金が160万円あると言われ衝撃を受けました。

120万だと思っていたのに、160万!!!
4年間の半分は働くのに、奨学金は半分以上残るなんて…。
それでも2年で辞めることにした理由

正直「160万円があと2年働くことで消えるなら、あと2年頑張って働こうか…。」と悩みました。しかし、当時様々な事情があり、「きっとあと2年なんて働けない。じゃあ、せめてあと1年…」と退職を延期しようと思っていました。→びびりんがNICU看護師を辞めた理由
そんなびびりんが、160万円を支払ってでも2年で退職をしようと思った理由は、

4年間のお礼奉公の途中、3年9カ月で退職をするんだけど、返済しなければいけない奨学金が60万円もあるらしい。残り3カ月でお礼奉公が終わるなら退職延期したほうが良いかな…。
という先輩の言葉です。2年で退職で160万、3年9カ月で退職で60万円。
返済しなければいけない奨学金の減り方が闇深すぎる!!!
と思い、もうズルズル働くより2年で退職してしまおうと決意しました。
奨学金の返済方法
私の病院では「御礼奉公中に退職をすると、退職日から1カ月以内に、奨学金の残りを全額返済しなければいけない」という決まりがあったため、退職日から1カ月以内に160万円を一括振り込みしました。

一応、条件付きで返済猶予などの規定もあったと思いますが、私は該当しなかったため、詳細を覚えていなく申し訳ありません。何か事情があり、お礼奉公中の退職を考えている方は、返済猶予の規定などもあるかもしれないため、病院の事務に確認をしてみるといいと思います。
【まとめ】お礼奉公中でも退職は出来ます!

びびりんは、お礼奉公の途中で160万円を返済し退職することが出来ました。
この160万円を勿体ないと思うかどうかは、人によって違うと思いますが、私は大金を返済し退職したことに後悔は全くありません。もし同じように「お礼奉公中だけど辞めたい」と思っている方は、まず、残りの奨学金返済のための貯金や節約、資産運用を始めましょう!→看護師びびりんの資産運用はこちら
どうして160万を払ってまでNICUを退職したくなってしまったのかについてはこちらの記事でまとめていますので、興味のある方は見てみて下さい。
また、病院により規定は違うため、もしお礼奉公中に退職を考えた場合は事務に確認をとるのが正確です。びびりんの経験は個人の1例になりますのでご了承ください。

お礼奉公に縛られることなく、自分の好きなように生きましょう☆
最後までお読みいただきありがとうございました♡
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